暗号通貨の送金の仕組みと手順
暗号通貨、その代表格であるビットコイン(以降、ビットコインで表記)は簡単に言えばメールのように送受信できるお金。そのため送受信するにはアドレス(QRコード)を利用します。
ビットコインは、メールのようにアドレスからアドレスへ移動することができる仮想のお金です。
送金にもメールのように専用のアドレスを利用します。このアドレスは誰でも無料で取得することができます。
しかしアドレスはみなさんが見慣れている形式的なメールアドレスとは違い、ビットコインの場合は人間が読むには難しい複雑な文字の組み合わせになっています。
このアドレスを間違えると、そのBTCは2度と返ってきません。そのためアドレスを利用するときは間違いのないように必ずコピペ(QR読み取り)しましょう。
ビットコインはメールみたいに簡単に送ることができますが、ひとつ送金する際に覚えておきたいポイントは送金手数料。ビットコインはなんと送金手数料を自分で指定しなければならないんです。
「でも自分で決められるなら安くしちゃえ!」と感じると思いますが、実はこの手数料、大きいと優先的に処理が実行され早く送金されます。対して少ないと後回しにされて手続きが遅くなります。
この送金手数料とは、ビットコインネットワークの利用料金で、ビットコインネットワークの運営に参加しているコンピュータに報酬として支払われます。
【送金側】
①送付or出金を選択する
②送金したい通貨を選択する
③送金先を選ぶor入力する
④送金金額を入力する
⑤送金実行(二段階認証+メール認証を行う)
【受金側】
①預入or入金を選択する
②受け取りたい通貨を選択する入金用アドレスを送金側に送る
③送金されるまで待つ
海外でしか取り扱っていないコイン(下記事例ではADA)を買う方法と売った後に日本円にするまでの流れは以下のとおりの流れです。
アービトラージ(裁定取引)の仕組み
次の講座は下記より
日本円を仮想通貨(暗号資産)に変換する(日本円で仮想通貨を買う)には、日本の金融庁から営業許可を受けている仮想通貨取引所に日本円を振込して、その取引所が取り合っ買っている暗号通貨に変換する(買う)ことからはじまります。
(海外の暗号通貨取引所では日本円を振込することが出来ません。クレジットカードで買えることは可能ですが、手数料がかなり高いと思われます。)
また、海外の取引所に預けている暗号通貨を日本円に現金化するにも日本の仮想通貨取引所に一旦送金して、そのコインを売却することにより、現金化が出来ます。
つまり、日本人が暗号通貨をスタートするには、日本の仮想通貨取引所に口座開設するところからはじまります。下記に取引所の比較をしてますので、参考にしてみて下さい。