価値の保存・尺度・交換の3つの役割

・石へ文字記録→物々交換→貝殻(紀元前1600年前)→金貨→紙幣

3つの役割の源泉は「信用」

・原価2円の1万円札を1万円の価値があるとみんなが信じている
・原価1円50銭の1円玉は、1円の価値があるとみんなが信じている
・銀行通帳に書かれた数字は、その価値があるとみんなが信じている
・クレカや電子マネーで、物やサービスが買えるのは、その価値があるとみんなが信じているから
・「金」から「中央銀行」が価値を保証している。今から300年前の1694年に民間のイングランド銀行が銀行券を発行した。174年前の1844年に中央銀行化された。各国で中央銀行が価値を保証する制度ができたのが、ほんの100年前。

お金のデジタル化(キャッシュレス化)は時代の流れ(日本はかなり遅れている)

・キャッシュレス化が進む先進国
・中国無人コンビニやアマゾンGO
・暗号通貨(仮想通貨)も時代の流れ!
・いずれ現金はなくなる?

国に支配されない「民衆革命」が起きている!→トークンエコノミー

・通貨発行を行い、独自の経済圏を形成することが出来る(取引所で円やBTCに交換できればOK)
・企業が自ら通貨を発行する時代
・自治体が通貨を発行する時代(ex.プレミアム商品券のデジタル版)
・これまでの銀行機能は不要となる。将来銀行が無くなる!とも言われている。

ICO(Initial Coin Offering)からIEO(Initial Eoxchange Offering)へ→STO

・企業がプロジェクトを行うのに仮想通貨を利用して行う資金調達をICO→IEO→STO
・その仮想通貨に詐欺だとかプロジェクトがうまくいかないものも多く、無価値になったコインも多数
そこで生まれてきた方法として、仮想通貨取引所によるプロの精査を経たコインのオファリングがIEO
<IEOの成功事例>
・BitTorrent(実施日:2019/1/28、調達金額:約710万ドル、所要時間:13分25秒(BNB)、14分41秒(TRX))
・Fetch.AI(実施日:2019/2/25、調達金額:約600万ドル、所要時間:22秒)
・Celer Network(実施日:2019/3/19、調達金額:約400万ドル、所要時間:17分35秒)
・MERCI(実施日:2019/5/、調達金額、所要時間:2分)
・XCR(2020年予定)

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次の講座は「トークンエコノミーのトークンとは何だろう?」です。

日本円を仮想通貨(暗号資産)に変換する(日本円で仮想通貨を買う)には、日本の金融庁から営業許可を受けている仮想通貨取引所に日本円を振込して、その取引所が取り合っ買っている暗号通貨に変換する(買う)ことからはじまります。

(海外の暗号通貨取引所では日本円を振込することが出来ません。クレジットカードで買えることは可能ですが、手数料がかなり高いと思われます。)

また、海外の取引所に預けている暗号通貨を日本円に現金化するにも日本の仮想通貨取引所に一旦送金して、そのコインを売却することにより、現金化が出来ます。

つまり、日本人が暗号通貨をスタートするには、日本の仮想通貨取引所に口座開設するところからはじまります。下記に取引所の比較をしてますので、参考にしてみて下さい。

日本国内仮想通貨取引所比較