NHK深読み_お金の常識が変わる 拡大するビットコイン
拡大する”ビットコイン” 仮想通貨が社会を変える?
インターネット上で流通する仮想通貨”ビットコイン”が世界で拡大しています。
流通量はおよそ1兆円に達し、日本でも2500店舗が導入。
政府は今月、取得の際にかかる消費税をなくす方向で議論を進めることにしています。
決済や送金のコストが安いといったメリットの一方、取引所の安全性や税金をどうするのかなど課題もある”ビットコイン”。仮想通貨の仕組みを分かりやすく解説しながら、”お金の未来”を先読みします。
■2016年10月29日NHK放送 週間深読み 拡大するビットコイン
「ビットコイン」をご存じですか?
インターネット上だけで存在する“お金”で、お札や硬貨はありません。
「仮想通貨」と呼ばれ、いま使用者が増え続けているんです。
ビットコインは、世界中で使えます。インターネット上でやりとりできるので、海外に送金する場合、銀行に手数料を支払ったりする必要がありません。
そうした便利さから、今ではビットコインの市場規模は全世界で一兆円にも登っています。
急拡大の一方でトラブルも起きています。
今回の「深読み」では、「仮想通貨」がもたらす“お金の未来”について、徹底的に考えていきます。近い将来、あなたのお財布の中身が変わっているかも。
日本円を仮想通貨(暗号資産)に変換する(日本円で仮想通貨を買う)には、日本の金融庁から営業許可を受けている仮想通貨取引所に日本円を振込して、その取引所が取り合っ買っている暗号通貨に変換する(買う)ことからはじまります。
(海外の暗号通貨取引所では日本円を振込することが出来ません。クレジットカードで買えることは可能ですが、手数料がかなり高いと思われます。)
また、海外の取引所に預けている暗号通貨を日本円に現金化するにも日本の仮想通貨取引所に一旦送金して、そのコインを売却することにより、現金化が出来ます。
つまり、日本人が暗号通貨をスタートするには、日本の仮想通貨取引所に口座開設するところからはじまります。下記に取引所の比較をしてますので、参考にしてみて下さい。